地元の情報誌びばじょいふる3月号に私が載りました良かったら読んで下さい。

あくまで夢を追い続けて・・・・

「建築家になりたい」これは小学6年の頃からの夢。海底住宅を描いていた。大学の建築科を卒業後、日立の建築事務所で4年程修行。その間に一級建築士の資格も取得した。「建築士には色彩学、美術的感覚、心理学などトータル的な要素が強く要求されます。資格を取ることよりそれを生かすことの方がはるかに難しいですよ」。建物の図面を起こし、そこから先は業者に委ねることもできるが、それは中原さんにとって不本意。設計・監理、つまり「基本計画から完成まで見届けてこそ建築士としての責任。これを果たしてこそ仕事の醍醐味」、建築土の熱意が伝わってくる。建主さんとは綿密な打ち合わせが何度となく繰り返し行われる。コンピューターで設計図を起こし、三次元の立体画面では各部屋の色調の取り合わせなどをイメージ的に見ることも可能。これを東西南北より角度を変えてさらに念入りに、現実に近い状態を画面上で確認できるのがうれしい。大津に戻り、27才で独立。初の大仕事は常北中学校特別別教室棟。学校のイメージを破った思い切ったデザインにした。「正直言って責任の重さに体が震えました」と、当時を振り返る。”住む人に誇りと感動とやすらぎを与え、すべての人に愛される建物を創造し続けます”これは中原建築設計の経営理念。建主さんにはまず自分の作品を納得の行くまで見てもらうが、プランを練る段階で一番頭を悩ますのが「予算」との兼ね合い。しかし「小さな希望でもしっかりと受け止めてくれる」と父・潜さんの代からのお客様の信頼は厚い。「木を見せることは木を魅せること」。メンテナンスフリーの家には予算の許す限り自然の素材を使いたい。一年中素足で寛げるような家が理想た。暇を見つけては手漉き和紙を見て歩き、それを内装素材としてどう取り込むか、思案を巡らしているところ。現在自宅の向かい側に新しい事務所兼自宅を建築中。少年時代からの夢を含めてその集大成が完成間近。中を案内してくれた建築家が、子供部屋ではやさしい父親の顔に戻った。

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